日常に灯りを。Candle  Atelier  Luontoさんへお邪魔してきました!

こんにちは(^ ^)

Kanaです。

 

 

今回は、Candle  Atelier  Luontoさんに取材をさせていただきました!!

5月の紫波でのビッグイベント「IWATE yoga gathering」では

ライブkan sanoさんのステージの装飾を演出を担当してくださったり

kayo先生とのコラボイベントもたくさんされてきたディレクターのkaoriさん。

とてもナチュラルで、飾り立てていない、本当に素敵な女性です。

 

盛岡市の南仙北にあるアトリエへお邪魔すると、なんとも言えない心地いい香りに包まれます。

 

主に

キャンドル制作販売

オリジナルプロダクツの開発の活動されており、今年で9年目となるそうです。

そんなLuontoさんにキャンドルへの想いを伺ってきました。

 

 

まず、今回取材させていただき結論から書かせてもらうと、

本当にキャンドルへのピュアな気持ちと敬意に溢れておられました。

そこへ今回私が記事にしようとした時に、

私の目線からの感想や表現、それら”不純物”を何も混ぜたくないな、と感じました。

なので今回は、まっすぐなkaoriさんの表現をそのままお伝えしたいと思います。

 

まず、こちらの素敵なキャンドル。

この中の植物たち、実は廃材となるようなもの。

 

わざわざ材料として購入するのではなく、もう捨てるようなものを、手間をかけて可愛くしてあげるのがとてもワクワクするのだそう。

この日も、制作しながらのお話だったのですが、一つ一つピンセットで愛おしそうに選んで、敷き詰めていました。

どこでも安易に手に入ったり、大量生産が良しとされる物作りの世界で

手間や時間、神経を使って、5分で出来るものも、60分かけるんです。

そうやって、丁寧に、ゆっくり作ったものは、間違いないから。

とkaoriさん。

 

製作中は、雑念がないそう。

 

昔は考えながら作っていたけれど、今はテトリス、パズルをしている感覚。

単純に、「この隙間には、この形、色を」と選んでいると、あっという間に時間が過ぎます。

 

そんな時間を仕事として過ごしていけるなんて、とても素敵だと思いましたが、

実はとても努力や苦労も多かったそう。

 

以前は、思い通りにできないことが続いた時期がありました。

自信を失ったことも。

そうした葛藤の中で気づいたことは、

キャンドルに対して「私がこうして形を変える」「表現する」「個性を出そう」といった個人の感情、「うまく作ってやろう」という気持ちが、キャンドルに対しても無理をかけていたと思います。

それって、キャンドル制作以外にも日常にも現れていて、

人と比べたり、誤魔化そうとしている自分に気づいたんです。

キャンドルって、素朴で、芯があって、火がつくもの。

その役割について考えました。

そこに手を加える意味。過程。

自分自身に疑問が生まれ、そして今までの自分のキャンドルに対しての気持ちが削ぎ落とされていきました。

 

そこで、

私がキャンドルを作っているのではない。

そうさせてもらっている。

ということに行き着いたんです。

『誤魔化そう・消そう・うまく作ろう』といった感情は必要なくて、自然のままに表現されるのが美しい。ただ、私は使わせてもらっているだけなんだ、と。

 

そこから、派手に表現したり、インパクトを求めなくなりました。

とおっしゃっていました。

とても頷いたのは

キャンドルって、どんなシーンにもあるでしょう?

悲しみのシーン、喜びのシーン、お葬式や結婚式とか。

そして、「そこに在る灯された火」を見て不快になる人ってあまりいないはず。

悲しいも嬉しいも、見る方のいい解釈をさせてくれる素晴らしさが、

他にはない「すごいやつ」なんです。尊敬します。

 

暮らしにあるといいよ、こんな風に使ってね、と言うことはできるけれど

キャンドルを通して何をどう感じるかは、ご自身で感じて欲しいと思います。

 

という言葉。

 

確かに、どんな場面でも、どんな形でも表されるキャンドルは、

いつも、誰かのどんな気持ちにも寄り添うことができる「すごいやつ」ですよね。

言葉は発しないにしても、静かに同感していてくれるような。

そして小さな灯りでも、圧倒的な存在感。

 

 

そんなkaoriさんは、キャンドルに火をつけて

キッチンに立ったり、お皿を洗ったり、

時にはお風呂で少し窓を開けて温泉気分を味わったりと、日常に取り入れているそうです。

 

自分で作り出せる演出で、いくらでも、どこでも楽しめますよ。

毎日の家事だって、追われるのではなく「キャンドルとBGM」の、ちょっとした工夫で変わります。

 

ぜひ皆さんも、ご自身のアイディアで生活に灯りを取り入れてみてくださいね。

 

 

実は最後とても盛り上がってしまったのはkaoriさんの趣味。

温泉や食べること、ということでしたが、なかでも「匂いフェチ」なんだそう。

 

朝の匂いや雪、風の匂いが大好きで、

一番はキンモクセイがどこにあるか分からないけど

フワっときた瞬間が何にも変えがたい。

密かに心の中でとてもテンションが上がります!!(笑)

と嬉しそうに教えてくださりました。

 

感動のない人生は考えられない。

世の中に疎かったり、興味はなくても、

心の中でいつも楽しんでいたり一人で静かに堪能していると

誰がどうしたとか、外に惑わされることもありません。

「今日も空気美味しいし、オッケー」と。

 

大人になるにつれて毎日に感動が少なくなっていってしまうのに、

このように日々過ごされているなんて、少女のようだなと思いました。

 

私たちも何かに疲れたり、溢れる情報や他人に振り回されそうになったら、

お金をかけた気分転換もいいけれど、

子供に還って「今日の風」「今日の外の景色」「今日の匂い」といった

「今」を感じきってみると、kaoriさんのように「オッケー」が自分に出せるかもしれません。

 

 

最後に、Luontoさんでは、お客様に合わせたオリジナルブレンドにてキャンドルを制作してくださる「香りの薬局」をおこなっているようです。

・眠れない

・最近考えすぎている

などの思い当たるキーワードから、ブレンドしてくれるそう。

お申し込みはホームページまたはお電話から。(下記表記)

 

時間 40〜60分程度

価格 3000円(税抜)ハーブティー付

 

またその他アトリエでは、様々な商品も販売しております。(2500円〜3000円前後)

 

ここでは書ききれなかった、ディレクターkaoriさんの魅力と、

私たちの日常に寄り添ってくれるLuontoさんの魅力。

 

是非、一度キャンドルやアロマの香りに包まれながら

体感して欲しいと思います。

 

 

Luontoさん、ご協力いただき本当にありがとうございました!!

 

 

住所 岩手県盛岡市南仙北1-19-22

tel 090-7934-5704

Mail :info@luontocandle.com

HP :https://www.luontocandle.net

火曜〜土曜 11:00〜17:00

 

 

 

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