「yogaは「GOAL(目的地)」ではなく「TOOL(道具) 」です。 」
???
と思ってしまう方も多いかもしれません。
なぜなら私たちは、
「ヨガをもっと知りたい」
「ヨガを練習したい」
「ヨガを探求したい」
と感じるからです。
探求のベクトルの方向が「私→ヨガ」だから、ヨガ=GOAL(目的地)だと思ってしまうのです。
でも本当は、「yogaは「GOAL(目的地)」ではなく「TOOL(道具) 」です。
ヨガという素晴らしいTOOL(道具)を使って、実は私たち自身を探求しています。
つまり、「私→本当の私」この探求のベクトルを助けてくれるのが、ヨガというTOOLです。
だから、ヨガを通して私たちは必ず「内観」をします。ポーズの時も、呼吸法の時も、瞑想の時も。。。
ヨガを練習しながら、目指しているのは「本当の私=本質」です。
ヨガはTOOLなので、上手に使えば私たちにとって本当に素晴らしい助けとなりますが、
使い方を間違えると、私たち自身、また誰かや何かを傷付けてしまうこともあります。
すべての道具に言えることですが、道具そのものの性能云々以前に、取り扱い方、使用方法、注意事項、そして道具を使うことの目的が必ずあります。
なので、初めてその道具を使う時には、必ずそれを教えてくれるガイド(人)が必要です。
小さい子供が初めて包丁を使う時、お母さんが丁寧に持ち方、片付け方、どんな時に使うべきか、そして、その危険性をちゃんと教えてくれますね。
なぜなら、とても便利な道具ですが、その危険性も知らないと、道具というのは便利で役に立つ以前に、私たちや誰かや何かを傷つけてしまう可能性があるからです。
ヨガインストラクターがしていることは、ヨガという道具が皆さんにとってより力を発揮してもらえるように、そのお手伝いやアドバイス、サポートをしています。
「力まずにこうすれば、もっと気持ち良く体を解放できるよ」
「意識を向けるところはここですよ 」
「これ以上先に行くには、もう少しこの準備をした方がいいよ」
「ちょっと力みすぎてるから、少し休みましょう」
このような適切なアドバイスがなければ、きっとヨガを練習したことのない人にとっては、間違えてヨガで自分を傷付けてしまうかもしれません。
また、ヨガの本当の素晴らしさを体験することもできないかもしれません。
だから、初めての方・初心者の方ほど、本やDVDに頼らずに、クラスにしっかり参加して欲しいのです。
自己流に練習して怪我をして欲しくないですし、ヨガを「こんなもんか~」と表面上だけの解釈をして欲しくないのです。
素晴らしい道具が目の前に開かれているのに、そしてせっかく興味をもったのに、そのチャンスを無駄にして欲しくないのです。
本やDVDは、ある程度ヨガの練習がご自身に落とし込まれている方にとって活きてくる手段だと感じます。
優れた道具であればあるほど、比例するようにその危険性も大きくなります。
ヨガは本当に優れた道具ですが、インストラクターも日々学び実践する中で、ヨガの危険性・落とし穴も同時に知っていきます。
だからこそ、皆さんをより安全にサポートすることができるのです。
私もヨガを練習すればするほど、怪我や痛み、また心の変化や我=エゴに苦しんだ時期がありました。
でもそれもまた、ヨガを通して昇華することができました。
だから自分の実体験として、皆さんをより安全に「自分を探求する」ためのお手伝いをしたいと思って、日々指導しています。
「自分の本質・可能性を探求する」
ヨガという道具が持っている目的は、とても難しいものです。
一生かかってもその目的地にたどり着けるかわからない。
でも、これは私たちの生きる目的そのものじゃないか??といつも私は思うのです。
だから、「自分を知る・探求する」以外に、人生でやるべきことが見つからないというか。。。
だから、ヨガを練習しないという選択肢が私にはありません◎
ヨガは優れた道具であり、そして万人に開かれた普遍の智慧です。
性別や年齢、国籍や信仰、もちろん肌の色も問われません。
なので、自分自身が「やってみたい!」と思ったその瞬間に、その扉は一気に開かれます。
様々なクラスやインストラクターがいます。
自分にフィットするクラスやインストラクターを選び、安全にサポートをしてもらいながら「自分の本質や可能性を探求する」ことを楽しんでください。
そして怖がる必要はないですが、自己流で練習することの危険性も知っておくこと。
インストラクターのお話にしっかり耳を傾けることも忘れないでください。
kayo
最近のコメント