私の父は、祖父からの会社を受け継ぎ、リーマンショックの影響で倒産しました。
実家も競売にかかり、そんな危機的な状況を救ったのは母です。
自営業の父の不安定な収入を危惧し、母は3人の子育てをしながら定年まで公務員として働き、経済的に家族を支えました。
母はいつも「女でも家族の大黒柱になりなさい」と言っていました。
家族に何かが起きた時、女でも家族を守る。
それが母からの教えです。
私の旦那さんは、心身を壊して一時期働けない時期がありました。
その時私も「家族を守りたい」と思いました。
今は回復していますが、たった2人夫婦でも、
家族に養ってもらう、ではなく、家族を養える自分で在りたい、と強く思っています。
私が頑張り続ける理由は、これまでの人生経験と、「家族を守りたい」というシンプルな思いです。
もちろん、「頑張る」と「無理する」は紙一重なのでバランスは大切ですが、
家族に何かあった時でもすぐにサポートできる自分でいたいから、これからも元気に働きたいと思います
そして母からのもう一つの教えは、「働くとは、ハタをラクにすること。だから誰かのために働きなさい」です。
お金儲けのために働くのではなく、誰かを助ける対価でお金を稼ぎなさい、という教えは、今の私の原点でもあります。
母とはたくさんぶつかり合って来ましたが、母は本当に偉大ですね!
私の人生にたくさんの教えを与えてくれて、心から感謝です
kayo
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