色々まとめなくてはならないのに、もう年末になってしまいました汗
サイトもリニューアルできたので、こちらのブログは今後たくさん更新していきますね!
今年スタジオにとっての一番大きな取り組みは、yoga journey200時間ヨガ指導者養成講座を初めて開講し、計7名のヨガ指導者を輩出できたこと。
約10ヶ月の講座期間は、受講生たちにとってももちろん私にとっても、この一年の中の大きな比重を占めていて、「本当にやりきれるのか?!」という未知へ期待と不安が大きな日々でした。
12月にこの講座の第一期生が全員卒業できたことが、まずは今年の大きな誇りです。
そして来年の第二期生の募集も年明けから始まります!
この講座に参加する対象者として「コンスタントにヨガを2年以上続けていること」としました。
一般的なヨガ指導者養成講座が「初心者から」を対象としている中、この基準はかなり異例かと思います。
この基準に関しては本当にたくさんお問い合わせいただいたのですが、ヨガを伝える立場になる前に、「自分が本当にヨガが好きで、ヨガが自分のライフスタイルにかけがえのないものになっているか」を、講座に参加する前によく自分自身と向き合って欲しい、という私の思いがあります。
講座の10ヶ月間は、大好きなヨガと離れたくなるくらい、ヨガを通して自分と向き合わされます。
「自分と向き合う」ことは、自分の長所と同じくらい短所とも向き合わなければなりません。
yoga journeyは「本当の自分を探求する場所」という思いを込めて名付けました。
お金を払えば資格をもらえるような講座ではなく、人としての成長と自己探求を目指す講座なので、それなりの準備が必要だと考えています。
3月にスタートしたこの講座は、10代~50代までバラエティ豊かなメンバーが揃いました。
前期は「基礎実践」コースの108時間。
今までクラスで何となく練習してきたこと、わかっているようで理解していなかったことを1から見直す期間です。
ポーズや呼吸法そして瞑想の実践、安全にヨガを練習していくための基本的な解剖学知識、ヨガの歴史や哲学にも触れて行き、体力と頭をフルに使っていく期間となります。
この期間中に、受講生たちはたくさん自分と向き合っていきます。
できていると思っていたポーズがむしろ体に負担をかけていたこと、そして苦手なポーズから逃げられないこと、ヨガの聖典に触れて初めて気付く、ヨガのことを何も知らなかった自分。今までの自分の経験が大きく覆された期間だったと思います。
受講生たちにとっては、とても苦しい期間だったはずですが、そんな苦しさを共に励まし合う仲間がいることが、この期間を乗り越える大きな力になったと思います。
そして、リフレッシュの夏休みを経て、後期の「応用指導技術」コースの92時間が始まります。
前期で学び実践してきたことを「わかりやすく伝える」ための技術をとことん練習していきます。
「理解していること」と、「それをわかりやすく伝えられること」は全く別の技術です。
なのでこの後期では、指導者として「ヨガの何を表現したいのか?」、「生徒に伝わる」ための指導者の言葉や見せ方、立ち位置も学んでいきます。
独りよがりの先生にならないために。
そして、何よりも生徒のための先生でいるために。
同時にヨガ指導者としてどうあるべきかを聖典を軸にディスカッションしていきます。
私たちは単なる先生ではなく、ヨガの先生として生徒の前に立ちます。
自分勝手な先生像ではなく、ヨガの聖典を行動の指針とすること。それが、普通の先生とヨガの先生の大きな違いだと思います。
私は、日本やインドで様々なヨガ指導者養成講座に参加していますが、他の講座との違いとして、yoga journeyのヨガ指導者養成講座で大切にしたことは、
・少人数制のディスカッションを重視していること。
・常にヨガの聖典を軸に、指導者としてどうあるべきかを見つけること。
・先生としての模擬実践に多くの時間を割いていること。
この3つです。
講座を卒業して生徒の前に立ったら、ヨガの先生はその時間の全責任を負います。
一人でクラスを引っ張っていかなくてはならないヨガの先生は、常に様々な判断や決断を下さなければなりません。
その判断基準が勝手な自己流では、いつの間にかヨガがヨガでなくなってしまう危険性もあります。
マニュアル的に覚えるのではなく、自分の知識と経験、そしてヨガの聖典を軸に、いつでも行動していって欲しい。
そのために講座内では、哲学の時間と自分の考えや意見を発表してもらう時間をかなり取っています。
まだ岩手ではRYT200というヨガ資格の認知度は低いですが、私がヨガを始めた10年以上前には、すでにヨガの業界では世界のスタンダードな資格として存在していました。
もちろん資格が全てではないですが、そのカリキュラムには規定があり、yoga journeyとしてもそのよく考え抜かれたカリキュラム内容に賛同しています。
単に世界に合わせる、ということではなく、国籍や言葉や文化的背景が違ったとしても、大切だと考えられているヨガの普遍な知恵が詰まっていると考えてもらえたら嬉しいです。
ヨガは、ある地域だけ、ある時代だけ、あるコミュニティだけにしか通用しないような限定された知恵ではありません。
まさにヨガという知恵は、世界中をつなげることができる「普遍の真理」だと私は確信しています。
だから世界中のyogiは皆、どんな人生を送ってきたとしても、ヨガを通して皆同じ幸せへの秘訣を体験していくのです。
この講座を、単なる「資格取得」と思わないでください。
「自分を知る」
「生きる、ということを学ぶ」
そんな風に考えてもらえたら嬉しいです。
第2期生の無料説明会は1/27(日)13:30-14:30です!
もちろん個別相談も常に受け付けています◎
気になっている方は、お気軽にご相談くださいね!
kayo
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